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BAG & DAYS

きっかけ

こんばんは。

 

昨日までの極寒に比べたら、ほんの少し日差しの暖かさを感じた一日でした。

とは言え、まだまだ冬真っ盛りですね。

 

私が普段通勤で使っているのはエクリュのSquare tote Mですが、冬に白いバッグを持つのが好きです。

アウターが重めのときにも軽さを出してくれますしね。

 
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私が、帆布でバッグを作り始めたのは2012年のことです。

それまで、洋服や小物など、身の回りのものを色々作っては、どうにかものづくりを仕事にできないかといろいろ試行錯誤していました。

 

そんな時、当時知り合って間もない友人より、

「赤いバッグを作ってほしい」

と依頼されたのです。

当時、バッグ作家でもなかった私にどうして頼んでくれたのか今だに謎ですが、

でも、なんとかご要望にお応えできるものを作ろうと決意しました。

私を選んでくれたことが何より嬉しかったのです。

 

『赤いバッグ』というキーワードと大体のサイズだけで、あとはお任せしますとのことだったので、まずは素材探しから。

発色もきれいで、丈夫な生地ということで、すぐさま帆布にたどり着きました。

2枚仕立てにして、内側にはパキッとしたドットの生地を使い、かぶせフタも付けました。

思いの外、喜んでくれたのを覚えています。

 

 

きっと沢山使ってくれたのでしょう。

数年経った頃、今度は、

「持ち手がくたびれてきたから、修理してほしい」

と言われました。

 

とても嬉しい作者冥利に尽きるご依頼でしたが、そのまま持ち手だけ新品に作り変えると色が目立ってしまうと思い、

ハトメを付け、ロープの持ち手にしてみました。

ちょうど夏だったということもあり、しっくり馴染んでくれたかな。

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ともあれ、この『赤いバッグ』がなかったら、今日のCUBIEはなかったと思います。

 

彼女はそれ以来、ずっと励まし続けてくれる最大の応援者であり、理解者です。

 

ご縁て不思議だなぁ。